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新緑の美しい今、かつてイワナ釣りで頻繁に通った丹波山・泉水谷付近を歩いてみた。
ここを訪れるのは十数年ぶりのような気がする。
三條橋の脇に車を止め、旧青梅街道を武田信玄の隠し金山であった黒川谷へ向かい始めたところ、すぐに山の斜面の上方から何かが落ちてくる音が。
さっそく落石か?と振り向いたら、可愛らしいヤツが出迎えてくれたのだった。
こいつにはこの川で何度か会ったことがあり、久々の再会といったところ。
ここではサルとか茶色い小型のネズミなど、結構野生動物に会ったものだ。
新緑は期待通りで、最高に気持ちが良い。
新たな命もすくすくと育っている。
ほとんどの木は岩に根を張っているようだ。
ここの岩が学術的に何と呼ぶのか知らないが、崩れやすくて崖崩れや落石が多い。
崩れた岩はナイフの先のように尖っている。
切り株にコケが生えていた。
コケの絨毯から何かがひげ状にのびているが、芽だろうか。
ツル植物がリング状になって自分自身で結びを作っていた。
自然は時にヘンテコなものを作る。
多摩川の最上流部である高橋川を今日の入口である三條橋から眺めた姿。
一面の新緑で久々の訪問を出迎えてくれたのだった。
イワナやヤマメを眺めることはできなかったが、勝手知ったる谷で、心から安心して過ごすことができ、新緑に癒された一日だった。